山楽ノート

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登山用水筒の選び方

2021/05/12

山での脱水症状は非常に危険であるため、登山ではこまめな水分が大切です。

そんな水分を運ぶ時に使うのが水筒(ウォーターボトル)となりますが、水筒と言っても様々なものがあります。

ここでは、それぞれの登山スタイルに合った水筒の選び方の参考となるように、おおまかな水筒の種類とそれぞれの水筒の特徴について挙げていきます。

ボトルタイプ

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一番オーソドックスな水筒の種類で、アルミ・ステンレス・プラスチックなどいろいろな素材のものがあります。

基本的にはシンプルな筒型の形状で、耐久性が高く、長く使えるものが多いです。

シンプルな分、種類も多く、登山ショップや山小屋のオリジナルデザインのものもあります。そのため、おしゃれなボトルを探すのも、ボトルタイプの1つの楽しみ方となっています。

またボトルのキャップは、カラビナなどが掛けられるようになっているものもあり、持ち運びがしやすくなっているのも特徴です。

保温性が低いのが欠点ですが、専用のカバーなどで保温力を高めている製品もあります。

登山初心者の方は、まず初めに買うべき水筒だと思います。

フィルムタイプ

合成樹脂などを使用したソフトタイプの水筒で、現在とても人気があるタイプです。

長所は、とても軽量であることと、飲み物が入っていないときは小さく丸めて収納できるところです。そのため、荷物を少しでも軽くしたい人や、荷物の容量を少なくしたい人には特におすすめです。

欠点としては耐久性が低い点があげられますが、比較的価格が安いので、様子を見て買い替えするといいでしょう。

また、洗いづらいものもありますが、専用のブラシなども売っているので、そのようなものを使ってボトル内を清潔に保つといいと思います。

保温タイプ

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ボトルが2重構造などになっている魔法瓶タイプの水筒。

お湯やコーヒーを保温することはもちろん、冷水を保冷する効果もあり、冬の寒い時期、夏の暑い時期どちらでも活躍します。

保温性の上げるためにパーツが増え、重量がかさむところが欠点ですが、飲み物の温度を一定に保ってくれることはとても重宝します。

スープなども入れることができるので、美味しい食事を山でも取りたい方は、1つ持っておくと出来ることが大幅に増えると思います。

ハイドレーションシステム

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正確には水筒ではないかもしれないが、現在使用している登山者も多いであろうハイドレーションシステム。

ハイドレーションシステムとは、ザック内に取り付けた水筒(主にフィルムタイプ)から、チューブを使って水分を補給するシステムです。

荷物を降ろすことなく、歩きながら水分補給ができるので、脱水症状などの予防にも役立ちます。

欠点としては、リュック内に水筒があるため、飲み物の残量がわからないことが挙げられます。気付かないうちに水分がなくなることは非常に危険なため、ハイドレーションシステムだけではなく他の水筒も持っていくようにするといいと思います。

それぞれの特徴を押さえ、利用シーンに合わせた水筒を持っていこう

上記のおおまかな種類に加え、素材の種類や飲み口の広さ・携帯性など、様々なディテールに目を向けてみるのも面白いと思います。

自分の登山スタイルや利用シーンに合う水筒を見つけ、みずみずしい登山ライフを送りましょう。

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