おすすめのスタッフバッグ9選!上手に小分けしてパッキング上級者を目指そう
2021/03/28
レインウェアや非常食、地図に救急セットに防寒着など登山には多くの荷物が必要です。
そのため、上手にパッキングすることは、快適な登山をする上で非常に重要な要素となってきます。
下手にパッキングすると荷物があまり入らないことはもちろん、荷物のバランスが悪くなり、歩行への影響が出ることもあるため注意が必要です。
また、山小屋などでは他の山小屋利用者に迷惑をかけないように荷物の出し入れなどを行わないといけないので、ザックの中の整理整頓も重要となってきます。
今回はそんなパッキングを手助けしてくれるアイテム・スタッフバッグについてご紹介。
スタッフバッグとは?
スタッフバッグとは簡単に言うと『小分け収納袋』のことです。
ザックにはポケットの多いものもありますが、基本的にはメインの収納スペースにほとんどの用品を入れていきます。
そのため、適当に詰め込んでいくと、どこに何があるかわからなくなったり、最悪詰めたいものを詰められなくなったりします。
そんな時にスタッフバッグは有効で、小分けにすることでザックの中を整理でき、無駄なく隙間なくザックに荷物を詰めることができるようになるのです。
また、多くのスタッフバッグは防水性が高いため、ザックが濡れても荷物を濡らさずに済むようになります。
中には完全防水のものもあるので、カメラや携帯電話などの精密機器などを入れておけば、安心して山登りできるでしょう。
おすすめのスタッフバッグ9選
グラナイトギア(GRANITE GEAR) エアジップサック(AIR ZIPSACK)
30Dシルナイロンコーデュラで作られている、透け感のある薄く軽いスタッフバッグ。
生地がすべすべしており、荷物の間に滑らせるように収納できるので、パッキンも楽々できます。
また、ファスナータイプとなっており、ファスナーは止水ファスナーになっているので防水性もバッチリです。
サイズはXXS(5ℓ・オレンジ)、XS(9ℓ・レモンライム)、S(12ℓ・グレープ)、M(16ℓ・ブルーベリー)の4種類で、それぞれ鮮やかな色合いが目を引きます。
Sサイズは靴やサンダルが入る大きさなので、私はよくサンダルを入れて持ち歩いています。
グラナイトギア(GRANITE GEAR) エアジップディティーフルセット( AIR ZIPPDITTY FULL SET)
エアジップサックと同様の素材で、小型のスタッフバッグが4つセットになっています。
容量は0.6ℓ・1.0ℓ・1.7ℓ・2.4ℓとなっており、登山で使用する小物の整理整頓に役立ちます。
ちなみに私は1.0ℓにヘッドライトを収納しています。
ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) パーテックススタッフ(Pertex(R) Stuff Bag)
『THE NORTH FACE』のロゴがアクセントとなっている巾着タイプのスタッフバッグ。
2.0ℓ・3.0ℓ・4.5ℓ・7.0ℓの4サイズで展開しており、それぞれカラーリングが6種類あるので荷物の仕分けにもってこいです。
生地はシースルー部分もあるので、中身を確認しやすい点もGOOD。
エクスペド(EXPED) コードドライバッグ(Cord Drybag UL)
15D の極薄シルナイロンで、非常に軽いのが特徴。
また巾着タイプなので完全防水ではないですが、縫い目に対する防水処理もしっかりされているので安心して使用することができます。
サイズは、XXS(1.5ℓ)・XS(2.7ℓ)・S(5.0ℓ)・M(8.0ℓ)・L(13.0ℓ)・XL(19.0ℓ)・XXL(31.0ℓ)の幅広い7サイズ展開となっています。
とにかく軽いものを求めている方には、おすすめスタッフバッグです。
イスカ(ISUKA) ウルトラライト スタッフバッグ(Ultra Light Stuff Bag)
素材は30Dのシリコナイズド・コーデュラとなっており、サイズは3ℓ・5ℓ・10ℓ・20ℓの4サイズ、カラーはグリーン・ロイヤルブルー・イエロー・グレー・レッドの5種類となっていいます。
他のものに比べ価格が安めなので、初心者の方にもおすすめ。
オクトス(oxtos) スタッフバッグ
サイズ違いのものを3~4枚セットで販売しているオクトス。
3ℓ・6ℓ・10ℓのセットと12ℓ・15ℓ・20ℓのセットと角形4枚セットと種類があり、それぞれ多彩なカラーバリエーションがあります。
使い勝手もよく、コスパも非常にいいので、とりあえず1セット買っておくのもいいと思います。
プロト・ワン 消臭ランドリーバッグ
山小屋泊やテント泊などで、着替え終わった汗まみれの衣服の匂いが気になる方におすすめのバッグ。
ユニチカの抗菌・防臭繊維バイオライナー(R)を使用しており、抗菌・防臭・消臭のトリプル効果で、衣服に染み付いた匂いをシャットダウンします。
山だけではなく、長期出張や旅行などでも活躍すること間違えなし。
シートゥサミット(SEA TO SUMMIT) ウルトラSIL ナノ ドライサック(Ultra-Sil Nano Dry Sacks)
スタッフバッグの中でもドライバッグと呼ばれる完全防水のもの。
絶対に濡らしたくないものや逆にビチャビチャに濡れたものを入れるのに適しています。
また、素材にはウルトラシル・ナノ・ナイロンを採用することで軽量に仕上げています。
サイズはXXS(1ℓ)・XS(2ℓ)・S(4ℓ)・M(8ℓ)・L(13ℓ)・XL(20ℓ)・XXL(35ℓ)の7種類と幅広いラインナップで、カラーリングは明るめのオレンジ、ライム、ブルーの3色となっています。
また、ボディ部分をシースルーにしたウルトラSIL ビュー ドライサックもあるので、詰めるものによって使い分けるといいでしょう。
グラナイトギア(GRANITE GEAR) eVentシルドライサック
完全防水のドライバッグ。
こちらはバッグの底の部分が透湿防水素材eVentでできており、バッグを密閉した後も底のeVent部分から空気が逃げるため、バッグ内を圧縮することができます。
スッタフバッグを使用するときにいつも空気が気になっていた方は、一度使ってみると病みつきになってしまうかもしれません(笑)
また、底の形状が楕円形のためパッキングがしやすいのも特徴です。
サイズはXXS(7ℓ)・XS(10ℓ)・S(13ℓ)・M(18ℓ)・L(25ℓ)の5サイズ。
色々なスタッフバッグを駆使して、パッキング名人を目指そう
人によって持っていく荷物も異なりますし、またバッグの大きさ・形状も異なります。
そのため、各人で最適なパッキング方法も変わり、それに必要なスタッフバッグも変わってくるでしょう。
また、同じ人でも天候や山行の内容によっても異なってくるでしょう。
そのようなこともあるため、スタッフバッグはサイズ違い・色違い・形違いのものを揃えた方がいいでしょう。
色々なサイズや形のものがあれば組み合わせ方でバリエーションが広がりますし、スタッフバッグの色は被らない方が荷物の識別性も上がるでしょう。
皆さんも色々なスタッフバックを駆使して、パッキング名人を目指してください。