山メモのススメ
2021/03/25
みなさんは登山の思い出って、どのように記録していますか?
私はミラーレスカメラやスマホで、景色や登山仲間との写真を撮ったりして楽しんでいます。とくに御来光や高山植物など、普段見れないような綺麗な景色は、ついつい撮りすぎてしまいます。
また、iPhoneのGPS取得アプリを使って、登山経路などを記録しています。後で地図と照らし合わせて登山ルートを見てみると、自分でもよく歩いたなぁと感心することがあります(笑)
加えて、もう1つしていることがあります。
それは山メモを取ることです。山メモとは、単純に手帳やメモ帳などに登山の記録を取ることです。
私は普段手帳も使わないし、日記を書いているわけではありませんが、山行については山メモを取ることにしています。
思い出をより鮮明に記録
山メモのいいところは、文字として記録できる点です。そのため、写真などと併用すればより詳細な情報を残せます。
書く内容は、山の景色についてでもいいし、山で出会った人のことでも何でもいいと思います。
メモの取り方は、休憩の度にちょくちょくでもいいですし、山小屋での宿泊やテント泊なら就寝までに時間があると思うので、寝るまでの間にのんびり書いてもいいと思います。
次の登山に活かせる情報をメモ
登山中に感じた事を書いておけば、次の山登りにも活かせるメモになります。
疲労感などをメモしておけば、次の登山計画に活かせますし、登山道具の使用感などをメモしておけば、買い替え時の参考になります。
また、その時の天気や気温なども一緒に記録していると、登山装備を考えるときに非常に役に立つのでおすすめです。
山での環境は普段生活しているところとはかなり違うため、どのような格好をしていけば悩むことが多いですが、そのようなメモがあると登山当日の予報などと比較することができるので、どのような装備にするか決めやすくなります。
スタンプ集めもできる
山小屋にはオリジナルのスタンプが置いてあることが多いです。
私はコレクター性分なため、スタンプを見つけると取り合えずゲットしちゃいます(笑)。
集めることが好きな人にはぜひ試してください。
絵も描ける
山のキレイな景色を絵として残すのもいいと思います。
大人になると絵を描くことも少なくなるので、友達などと見せ合ったりすると盛り上がると思います。
登山とは関係ないですが、絵しりとりは盛り上がるので、ぜひお試しを。
私の山メモ道具
私は登山用のメモ帳としてコクヨの測量野帳スケッチを使用しています。
測量野帳のいいところは、まず表紙が硬いところです。表紙が硬いため、立った状態などの安定しない環境でも書くことができます。また、ザックの中に入れておいても折れづらいので、持ち運びに向いています。
紙の枚数が40枚と少なく薄いため、かさばらないとこもいいところです。
ペンについては、ラミー(LAMY)のラミー2000を使用しています。4色ボールペンとなっているため、これ1つでカラフルにメモを取ることができます。
私は、このシンプルかつ美しい丸みを持ったデザインに目を惹かれ、ラミー2000を買ってしまいました。もちろんボールペンとしての出来もよく、長く使えるアイテムだと思います。
ただ、インクの質はあまり良くないので、私は互換性のあるuni(三菱鉛筆)のジェットストリームに変更しています。ジェットストリームは、スラスラと滑らかな書き心地なので、普段の使用しているボールペンの替え芯としてもおすすめです。
ちなみに私は細かく書きたいので、芯の太さは0.5mmを使用しています。0.7mmもあるので、好みによって変えるといいと思います。
ラミー2000は、4Cリフィル(替え芯)に対応しているため、4C規格ならばジェットストリーム以外の替え芯にも対応できます。ただし、ゼブラの4C規格替え芯は、少し太い仕様となっているので、取り付けるとペンの留め具が壊れる可能性があるので注意が必要です。
もう1つのアイテムとして、ほぼ日手帳WEEKS用 のブックバンドを使用しています。
測量野帳にサイズがぴったりで、無駄に開いてパラパラすることがなくなります。加えて、ペンも装着することができるので、コンパクトに持ち運びができるようになります。
カラーもホワイト・レッド・イエロー・ネイビー・ローズ・ヌメなどいろいろあるので、自分の好みに合わせて選ぶといいと思います。
自分流の山メモで楽しもう
試行錯誤しながら自分流のメモを作っていき、より楽しい登山をしていきましょう。